薬剤師は国家資格です。現在は、6年制の薬科大学を卒業し、国家試験に合格することで取得することができます。この資格がないとなれない仕事としては、調剤の仕事でしょう。その他薬局で一部の薬品の販売があります。
製薬会社などは、4年制の大学を卒業しても入ることができます。転職のときの基礎知識として、調剤薬局などで調剤をするには、一定の経験が必要になります。新卒の場合は経験がないのが前提で採用されます。教育プログラムが用意されているので、自然に技術を身につけることができます。
中途採用では、それぞれの薬局で対応が異なります。即戦力を補強したいときは、経験者が優先的に採用されます。余裕のあるところは、即戦力でなくても能力がありそうな人が採用されます。調剤薬局を選び間違えると、転職活動がなかなかうまくいかないこともあるので、注意しないといけません。
薬剤師の時給は働き方によって違います。パートやアルバイトなら1700円から2100円程度が平均金額で、派遣なら2000円から3000円とかなり高額です。その時給の差の理由の一つには、安定と不安定が関係しています。
パートやアルバイトならその会社や企業で期間を決めることなく長く働くことが出来ますが、派遣の場合には契約時に定められた期間内とされています。異動や転勤などの心配もないパートやアルバイトは、安定している上に正社員よりも休日が取りやすく時間的な融通もききやすいと言えます。
反対に派遣は不安定さが残りますが、契約期間内は働き続けられる上に相性が良ければ再契約を行い長期で働くことも出来ます。新しい環境が好きな方は、どんどん新しいことにチャレンジできるのも派遣の良さでしょう。転職の際には、これらの基礎知識をしっかりと確認し、より快適な職場を見つけるようにしましょう。